何がしたい?>3つの根本課題
市役所に勤めたり、選挙に出てみたりと少しずつ社会の仕組みについて実体験をしているところです。その中で、日本社会のよさに気づくと同時に課題にも気付かされてきました。そしてそれらの課題には共通性があるように思えてきたのです。
ここでは私自身が感じている日本社会が面している3つの根本課題を紹介します。
原因 | 考えない | 変わらない | 外を見ない |
特徴 |
戦略性がない ロジカルシンキングの欠如 根本原因を解決しない 小手先の対処法ばかり コストを考えない 他人任せ 短期的なデメリットを享受できない |
柔軟性がない チャレンジしない 一度確立した対処法から抜け出せない 古い業界や業種が残る イノベーションが生まれない |
国際性の欠如 視野が狭い 新しい見方できない 多様性の欠如と理解のなさ 低い言語習得力
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歴史的背景 | (ロジカルでない)言霊文化 | 継続性や周期性のある農耕文化 | 島国という地理的要因 |
近代の歴史 | 精神論が先行することがあった | 江戸末期以降時代に迫られて急激に変化した | 戦前は必要性に迫らせて急速に国際化した |
直接的原因 | 日本では一度もきちんと根付いたことがない | 戦後の画一的な教育 |
中途半端に大きい人口 必要性の少なさ |
具体例 |
短絡的な復興政策 少子高齢化の対応の遅れ 選挙制度の矛盾 破綻間近の医療制度 |
時代遅れの学校の校則 行政の制度 |
世界レベルから遅れた教育 |