我が家ではテレビが見れません。テレビ自体は置いてあります。ただしテレビ番組が映りませんので、再生専用です。
住んでいる団地は、協定によりテレビのアンテナを立てることができない地域で、ケーブルテレビに加入することでテレビが見れるようになっています。子どもがテレビ見過ぎるのはよくないから、とりあえずケーブルテレビに加入するのは見送ってしばらく様子を見よう。引っ越しをした時にこのような夫婦での話し合いが、そのまま10何年経過し、今に至っています。
時事情報はネットで事足りるので、特に不自由ありません。年に数回テレビ番組(サッカー日本代表試合とか、紅白とか)見たいなぁと思うことがあるくらいで、見れないことが苦痛ではありません。子どもたちも今はネット動画の時代になったので、特に不満はありません。
さて新型肺炎で騒がしいご時世だからこそ、テレビ番組を見ないということが、実は我が家族全員のウェルビーイング・幸福度の向上や維持につながっていると思っています。
ウェルビーイング心理学の中では、生活の中でポジティブな要素をできるだけ増やし、ネガティブな要素をできるだけ減らすことが、ウェルビーイングの向上につながると言われています。例えば、ショーン・エイカーはネガティブなニュースとの接触を
減らすことを生活のノイズを減らす、と表現しています(ショーン・エイカー Before Happiness)
報道番組は、基本はネガティブなニュースに非常に偏っており、以下のような特徴が見受けられます。
- 視聴者の関心が高いので、ネガティブなニュースばかり取り上げられる
- センセーションなるなニュースや部分が優先的にとりあげられ、全体像が見えにくい
- どのメディア(放送局)もネガティブなイベントがあると報道する内容がほとんど同じである
ということで、最近の報道番組は連日新型肺炎関連のニュースがかなりの割合を占めていると思われます。当然新型肺炎に関する正しい情報は必要ですが、ネットでおおまかな情報は確認できるので、テレビ番組を見て一日数十回も触れる必要はないでしょう。
新型肺炎で様々な心配事はありますが、私たちの周りには普段どおり素晴らしい事、感謝すべき事、ポジティブな出来事で溢れています。でのそのような身の回りのささやかなポジティブな出来事はニュース番組で取り上げられることはないでしょう。
とうことでネガティブな生活のノイズを減らすことについて今日は書いてみました。ニュースとの接し方や量に気を付けながら、健やかな毎日を過ごしたいものですね。