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家族との思いでを作ろう!蔵王に行ってきました

 「お金は物質的なものより、経験に使うほうがより幸せになる」というウェルビーイングの法則はこのブログでは繰り返し紹介してきました。その例として家族旅行についても何度かブログでとりあげてきました。

 

 夏休みがはじまり、さっそく今年も家族旅行に行ってきました。以前と同じように幸福度がいっきにあがる楽しい家族旅行となりました。

 

 さて今年の夏休みの目的地は山形の蔵王。蔵王は去年一人で立ち寄ったことがあり、蔵王大露天風呂という温泉にとても感動しました。家族といつか一緒に行きたいと思っていたので、私がだだをこねて今回の旅行先が蔵王となりました。

 

 蔵王といえば、蔵王連峰にある御釜という、噴火口に水が溜まってできた池が有名です。前回蔵王に行ったときは、時間がなくて御釜は見ることができなかったので、御釜は今回必ず行きたいスポットでした。

 

 蔵王エコーラインそして、蔵王ハイラインに入り山頂付近の駐車場に車を止めると、目的の御釜は数分先にあります。アクセスはとてもいいのですね。馬の背と呼ばれる歩道の眼下に巨大な噴火口、エメラルドグリーンの池「御釜」の景色が広がります。

 

 圧倒的なのはそのスケールの大きさ。直径どれくらいあるのか分かりませんが、巨大な噴火口に圧倒されます。(後で調べたら直径400メートルもある爆裂火口でした)自然への畏敬、そして美しさによる感動などが入り混じる不思議な景色でした。御釜を右手に歩道をしばらく歩き、少し丘を登ると、熊野岳という蔵王連峰で一番高い山にたどり着きます。約1時間で山頂にも登れて、御釜という壮大な景色も見ることのできる、とてもいい場所でした。

 

 御釜を見た後は、蔵王温泉街でランチをしてもう一つの名所の蔵王露天風呂へ。前回は大雨の中入りに行ったのを思い出します。前回は露天風呂の横に小川が流れていて、お風呂で暑くなったらとなりの小川で体を冷やすということができました。今回もそれを期待していったら、隣の小川の温度が、温泉と同じぐらいの熱さ。そこは期待とは違ったものの、相変わらずの風情溢れる露天風呂でした。なんといっても今回は家族と一緒なので、いかに自分がこの場所が気に入ったかを家族と共有できたのがうれしかったです。

 

 とまあこんな風に2泊3日の家族旅行は続いたのですが、家族旅行というのは本当に至福の時間です。我ながら仲良しの4人家族なので、旅行中は笑いも絶えずとても楽しいのです。こんな時間がいつまでも続いてくれたらいいな~と思います。

 

 お金や時間の使い方についてトム・ラスはこのように書いています。

 

 「物を購入した場合、買った当初のうれしい気分や満足感は時間とともに徐々に色あせてしましますが、お金を使って得た体験がもたらす幸福は長続きします。

 

 思い出のためにお金を使うと、人と関わることで「人間関係の幸福」が満たされるうえに、それが時間を経ても色あせることがありません。ですから物より思い出にお金を使うことは利にかなっているのです。」(トム・ラス 幸福の習慣 P80)

 

 まさにその通りだと思います。今回の旅行でもそれを実感しました。宿は安宿を探して泊まっているので、実はほとんどお金はかけていないのですが、このような思い出、経験はお金ではえることのできない幸せな時間です。

 

 夏休みも始まったばかり。普段はできない素敵な思い出をたくさん作れるといいですね。