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娘の高校進学:ぶっとんでいるN高等学校になりました

 先日娘の中学校の卒業式がありました。あっという間の3年間でしたが、娘の成長にとってはとても大切な3年間だったように思います。卒業生達が一緒になって作り上げた卒業式は感動ものでした。

 

 さて来月からは高校です。進学先はN高等学校というかなりぶっとんでいる高校に進学することになりました。娘もそうですが、親のほうが実はワクワクしているぐらいです。私がワクワクしている理由としては、私が思っている社会の3つの課題を見事に打ち破っている未来志向のぶっとんだ学校だからです。

 

 ちなみにN高等学校はドワンゴと角川が2年前に設立した通信性の高校です。通信がベースですが、通学コースもあり、娘は御茶ノ水キャンパスの3 day courseで始めることになっています。

 

 入学式をVRゴーグルでやったりとか、ドラクエのネット遠足があったりとか、ニコニコ超会議が文化際だったりとか、Macbookでプログラミングの授業を教えたりとか、びっくりすることだらけの高校です。しかしこれが、今の日本の社会課題のブレークスルーにつながると思えるのです。

 

 その3つの社会課題とN高の特徴を表にすると以下のようになるでしょうか。

3つの

課題

考えない 変わらない 外を見ない           
課題の内容

●戦略性がない

●ロジカルシンキングの欠如

●根本原因を解決しない

●小手先の対処法ばかり

●コストを考えない

●短期的なデメリットを享受できない

●柔軟性がない

●チャレンジしない

●一度確立した対処法から抜け出せない

●古い業界や業種が残る

●イノベーションが生まれない

●国際性の欠如

●視野が狭い

●新しい見方できない

●多様性の欠如と理解のなさ

●低い言語習得力

 

 N高の特徴

●そもそも学ぶ理由は何かということを生徒に考えさえる

●体験学習など様々なことにチャレンジする機会を通して、自分の興味や才能を深めていく

●答えのない問題に取り組むプロジェクト

●2年前にできた新しい高校

●ニーズに合わせて柔軟にプログラムやカリキュラムを進化させている

●授業にプログラミングを取り入れたりと、これらかの時代を見据えたカリキュラムを用意している

●チャレンジ精神が溢れている

● これからの時代を見据えたカリキュラム

●外国語教育の強化

●中国語も選択で学ぶことができる

●海外でのホームステイをしながらでも受講が可能

 

 実は学校説明会は2月に行って、そこから決めたのでバタバタしていましたが、最終的に

ベストな選択肢に出会えたと思っています。公立学校の受験に向けて勉強しながらも、時間の許す限りベストなオプションを探し続けるという社会に出たら必要な体験を、娘も高校選びを通してできたように思います。

 

 もともと進学は費用の観点から公立を中心に考えていましたが、やはり公立の保守的な教育にはもやもやとしたものがありました。そのようなもやもやもすっかりなくなりました。

 

 また費用の観点からみると、N高は週3日通学というオプションがあるので、本人は週3日は通学して、週2日ぐらいはバイトして自分で学費の一部を補うことができます。学校の授業より、アルバイトなど社会経験で学ぶべきことがたくさんあると思っているので、高校生から働く機会があるのはとてもよいことだと思っています。家計を心配する親の観点でいえば、子供が自分で少し働いてくれる分を学費に当てたとすると、親が出す費用は公立学校に支払うのとほぼ同じぐらい、というのはありがたいことでもあります。

 

 ということで卒業式も終わり、進学の準備を始めています。今週は授業な必須な機材となるMacbookを注文して届きました。

 

 4月から一体どんな授業が始まるのか、親までワクワクしながら準備を進めています。

 

追記:

入学4か月後の感想はこちら

1年生が終わった時の感想はこちら