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天職に近づこう!新しい部署に異動しました

 2年間半資材管理部という部署にて勤務し、主に購買の仕事に携わっていましたが、この度新しい部署に異動することになりました。新しい部署はLDSファミリーサービスという部署になります。LDSは(Latter Day Saints=末日聖徒)の略で、私の集っている末日聖徒イエスキリスト教会はLDSという通称で名が通っております。

 

 さてどんな部署かというと、イメージとしては行政の福祉課のようなところでしょうか。主に教会員に対して、精神疾患や発達障害のカウンセリングの支援、また夫婦の関係改善など、家庭生活がより円満になるようなあらゆるサービスを行う課です。課とは言っても職員は私ともう1人だけ。でも全国に30名程度ボランティアの方がいてくださっていて、各地域ごとに活動をしてくださっています。

 

 さて異動にあたってはいろいろと経緯がありましたが、その中で、この異動を判断する上で自分がより仕事を通して幸せを感じることができるか、新しい仕事が自分がより天職に近づけるかということも考えました。

 

 誰にとっても人生の中で多くの時間を費やす仕事に対して、やる気や喜びを感じれるかどうかは非常に重要なテーマです。ポジティブ心理学の中では、以下のように仕事をいかに天職にするかについて多くの研究者が語っています。

 

「自分の仕事を天職だと認識している人たちにとっては、仕事自体が楽しいことです。彼らは自分の情熱に従って意欲的に仕事を行い、充実した毎日を送っています。彼らにとって仕事は、しあわせの源以外の何ものでもありません」(シャハー Happier p163)

 

 仕事に対してこのように思えたら夢のようですよね。でも自分は仕事が変わるたびに着実にキャリアアップではないですが、天職アップ、つまりその都度天職に近づいていると感じています。でも多くの人にとって、自分にとっての天職がそもそも何か分からないと思うのが普通かもしれません。

 

 天職をどのようにして見つけるかについてシャハーは以下のMPSモデルを提唱しています。

 

M(Meaning 意義):自分は特にどんなことに意義を感じるのだろう

P(Pleasure 喜び):自分は特にどんなことに喜びを感じるのだろう

S(Strength 強み):自分は何が特なのだろう

 

これらが重なっている領域に関する仕事が、天職になりうるということですね。また重なる領域が広い人にとっては、該当する仕事は一つだけではなく数種類存在するということもありうるわけです。

 

 私自身もこのMPSモデルをまわしてみて、結論として、新しい部署でより天職に近づき、より幸せ(いまでもありがたいごとに十分幸せですが)なることができそうだと頭でも納得できたので、新しい部署への異動を決めました。

 

 ということで新しい部署での仕事が始まります。しばらくは引継ぎなどで忙しいですが、この新しい仕事への移行のプロセスを存分に楽しもうと思います。