韓国出張の際に日韓交流を草の根で行っている「カケハシ」という交流会に参加してきました。「カケハシ」は日本語を勉強している韓国人と、韓国語を勉強している日本人が気軽に集まり交流する場で、今回は前回(昨年の9月だったかな)に続いて2回目の参加でした。毎週木曜日の夜は韓国語の勉強会で予約の必要もなく、ふらっと立ち寄れちゃうのが便利です。
今回は6人ぐらいのグループでフリートピックでおしゃべりをしたり、韓国語での言葉の連想ゲームをしたりしました。その後はお決まりの2次会で自由におしゃべり。僕の隣に座った韓国人の青年は日本語がすごく上手だったので、2次会はほとんど日本語でおしゃべりしてしまいました。なので2次回は全然韓国語の練習にはならなかったけど、新しい友達ができたからいいかと気楽な気持ちで楽しみました。
さて、いっきにマクロの話に飛んでしまいますが、日韓関係というと、メディアからはいつも日韓の難しい関係についてのニュースが流れています。実際に2国間の歴史も隣国がゆえに複雑な関係にあります。このような難しい日韓関係の改善にいつかは少しでも貢献したいと、高校の時にいろいろと本を読みながら思っていました。
2年前に今の職場に転職して、仕事で韓国の方々とお付き合いをするようになって韓国語の勉強を始めましたが、勉強を始めた理由の一つは日韓関係に貢献したいという気持ちからです。言語は文化の重要な一部なので、相互理解をするためには言語の理解は不可欠です。必ずしも流暢に話す必要はないですが、少なくとも言語の背景にある文化を少しでも理解できれば、それが日韓交流につながると思うのです。
自分自身が韓国のことを知り、そして好きになる。また自分が接する機会のある韓国の方に少しでも日本のことを知ってもらい、そして好きになってもらう。草の根ですけども、国の間の関係をよくするために一市民ができることはこれぐらいではないでしょうか。でもこのような思いや活動の積み重ねが、少しでも関係改善につながると思います。気楽な気持ちで参加している交流会ですが、何か大きなことに貢献している気がします。